障害≠社会が作り出す障壁

ここ1年、福祉、医療、そして家族の介護と様々な現場で
障害は、障壁であり、それが社会を分断していると実感します。

障害、難病、高齢者、LGBT、児童養護施設出身者、シングルマザー…

さらに教育や所得、雇用形態、地域の格差で隔たりは広がります。
同じ区分の中にも度合いや状況・状態で、ダイバーシティがあります。
それは、相互理解、それ以前に他者の認識を難しくしています。

なんだか堅苦しくなってしまいましたが、、、
昨秋、ご縁をいただき日本NPOセンターさんと電通さんが社会貢献の一環として行っているソーシャル界隈の団体の広報用にポスター作成をして貰える機会をいただきました。

ソーシャルポスター展示会(170524-30 終了)

 

当初は、当団体の取り組みの広報ポスターを作成を考えていました。ご一緒することになったコピーライターさんとデザイナーさんのお二人には、お付き合いのある放課後デイ施設へお越しいただき、打合せを重ねるうちに、まずは障害についてもっと多くの知ってもらってはどうかと提案を受けました。

取り組みを伝えることも大切だが、多くの人にとって障害福祉は縁遠いのかもしれないと。自分たちの常識は非常識であると気づかされた瞬間でもあります。

そんなこんなで三障害と、認知・理解の低い指定難病、希少疾患を加え、認知啓発ポスターを作ることになりました。

 

*初期段階のコンセプトデザイン

つづく

 

参考までに
障害:860万人(手帳所持者)
指定難病:150万人(330+8疾患)
平成29年度4月に指定追加、都は独自に8疾患を先だって指定
希少疾患:700万人、7000種(推定値)
公的な支援が受けにくい研究間もないまたは症例の少ない疾患、日本と欧米での定義も曖昧